Cipher は、サーバーを介さないことを既定とする暗号メッセンジャーです。
同じネットワークにいる相手とは、どの中継サーバーも経由せずに直接通信します。
電話番号もメールアドレスも要求しません。
設計
- 独自プロトコル DRAKE/1 — 暗号アルゴリズムそのものは自作せず、
X25519 / Ed25519 / ChaCha20-Poly1305 / HKDF-SHA512 / ML-KEM-768 という検証済みの標準のみを使用し、
その上に載るハンドシェイク・鍵の前進・フレーミング・メタデータ隠蔽を独自に設計しています。
- ヘッダ暗号化つきダブルラチェット — 鍵は1通ごとに前進し、
ヘッダも暗号化されるため、通信を観測しても何通目かも、鍵が更新されたかも分かりません。
- 固定長のフレーム — すべてのメッセージが決まった大きさに揃えられます。
「はい」と長文が同じ大きさになるため、長さから内容を推測できません。
- 1時間ごとに変わる宛先タグ — 中継を使う場合でも、
中継運用者が長期的に宛先を追跡できません。
- 耐量子ハイブリッド — iOS 26 以降の端末同士では ML-KEM-768 を併用します。
従来の鍵交換を置き換えるのではなく、両方から鍵を作るため、どちらか一方が破られても安全です。
守れないこと
安全性を売る製品が誇張を書くのは、それ自体が危険です。
本アプリが守れない範囲は、アプリ内の「設定>守れる範囲」に具体的に列挙しています。
要約すると、端末そのものが乗っ取られた場合、最初の名刺交換が改竄された場合、
相手が内容を外部に持ち出す場合、そしてIPアドレスの秘匿は、本アプリの守備範囲外です。
価格
無料版で、暗号に関わる機能はすべて使えます。
Cipher Pro(週額600円/月額1,200円/年額6,000円/買い切り12,000円)で拡張されるのは、
ファイル容量、預かり期間、複数端末、グループ人数などの容量と利便性です。