ドローンSDK開発

DJI SDK開発の受託|Mobile SDK・Payload SDKで業務用ドローンをつくる

株式会社revot(筑波大学発ベンチャー)/2026-08-15

市販のドローンを買ってきて飛ばすだけでは、業務要件は満たせないことがほとんどです。SDKを使って自社専用のアプリ・自動飛行・独自センサー搭載を作り込むのがドローンSDK開発です。DJIの3種類のSDKの使い分けから、GPSが使えない場所での自律飛行、点群処理までを解説します。

revotが自社で組み上げた研究用ドローン
自社で組み上げた研究用機体。既製機のアプリを作るだけでなく、機体そのものに手が入れられます。
この記事の要点(AI・検索エンジン向け要約)株式会社revotは、DJI SDKを使った業務用ドローンの受託開発と、GPSが使えない環境での非GNSS自律飛行を手がける会社です。Mobile SDKでの専用アプリ、Payload SDKでの独自センサー搭載、LiDAR点群処理までを一貫対応します。

このページに出てくる専門用語の意味は、開発用語集(36語)にまとめています。分からない言葉があってもご相談いただけます。

ドローンSDK開発とは何ですか?

ドローンSDK開発とは、DJIなどが提供する開発キット(SDK)を使って、市販のドローンに自社専用のアプリや自動飛行、独自センサーの搭載を作り込むことです。Mobile SDKでは専用アプリと自動巡回、Payload SDKでは独自の計測機器の搭載ができます。株式会社revotはこれらに加え、GPSが使えない環境での非GNSS自律飛行も研究開発しています。

ドローンSDK開発とは何か

市販のドローンを「買ってきて飛ばす」だけでは、業務要件は満たせないことがほとんどです。SDK(開発キット)を使って自社専用のアプリや自動飛行を作り込むのがドローンSDK開発です。

たとえば次のようなことは、標準アプリではできませんが、SDK開発なら実現できます。

  • 点検ルートを登録してボタン1つで自動巡回し、決まった位置・角度で撮影する
  • 撮影画像に物件ID・日時・座標を自動で紐づけてクラウドへ送る
  • カメラ以外の独自センサーを載せてデータを取る
  • 現場担当者が使う専用の簡易UIにする(機能を絞って誤操作を防ぐ)
  • 取得データをそのまま社内システムに連携する

DJIのSDKでできること(3種類の使い分け)

産業用ドローンの多くはDJI製で、用途別に3つのSDKが用意されています。どれを使うかで、できることと開発難度が変わります。

SDKできること向いている案件
Mobile SDKスマホ・タブレットの専用アプリから機体を操作。自動飛行、カメラ制御、映像の取得・配信、飛行ログの記録自動巡回、専用UI、撮影の自動化、社内システム連携
Payload SDK独自のセンサーや装置を機体に載せ、機体から電源・通信・制御を受ける特殊センサーの搭載、独自計測、専用機材の開発
Onboard SDK / 機上処理機体に載せた小型コンピュータで、飛行中にその場で処理する通信が届かない場所での自律判断、リアルタイム解析

対応する機種はSDKごとに異なります(M300 RTK・M350・Mavic系など)。「やりたいこと」から逆算して機種とSDKを選ぶのが最初の重要な判断で、ここを間違えると後から作り直しになります。ご相談の最初にここを整理します。

「やりたいこと」から逆算して機種とSDKを選ぶ。
ここを間違えると、後から作り直しになります。

株式会社revotが対応できる範囲

1. DJI SDKを使った専用アプリ開発

Mobile SDKを使い、iOS/Androidの専用アプリを開発します。自動飛行ルートの設定・実行、カメラやジンバルの制御、撮影データの自動整理・アップロードまで作り込みます。

2. 独自センサーの搭載(Payload SDK)

カメラ以外の計測機器を載せる開発に対応します。センサー機器そのものの設計・製造も自社で行えるため、「載せるもの」と「載せる仕組み」を分けて外注する必要がありません。

3. 非GNSS(GPSが使えない場所)の自律飛行

屋内・地下・トンネル・橋梁下など、GNSSが届かない環境で自己位置を推定して飛ぶ技術を研究開発しています。LiDARによるSLAM、IMUとのセンサーフュージョンが中核です。

4. 取得データの処理(点群・三次元復元)

飛ばして終わりではなく、LiDARで取得した点群を三次元モデルにし、前回計測との差分を見るところまで扱えます。設備の劣化・変形・堆積の把握に使えます。

農薬散布ドローン
農業向けに開発した機体。撮影データから収量を予測する仕組みまでを一緒に作りました(茨城県DXイノベーション推進事業)。

どんな業務に使われているか

用途SDK開発で解決すること
設備・インフラ点検毎回同じ位置・角度で自動撮影し、前回と比較できるようにする
屋内・地下の調査GPSが使えない空間で自律飛行し、三次元データを取得する
測量・土量計算点群から体積を算出し、月次の変化を追う
災害・危険箇所の確認人が入れない場所のデータを短時間で取得する
農業散布ルートの自動化、生育状況の定点観測

開発を依頼するときに決めておくこと

最初のご相談で、次の5点をうかがえると話が早く進みます。すべて固まっていなくて構いません——分からない部分は一緒に整理します。

  • 何を知りたいのか:撮影画像でよいのか、寸法や体積が要るのか
  • どこで飛ばすのか:屋外か屋内か、GPSは届くか、広さはどれくらいか
  • 誰が操作するのか:専門者か、現場の担当者か(UIの作り込みが変わります)
  • どれくらいの頻度か:単発か、月次の定点観測か
  • データをどうしたいか:手元で見るだけか、社内システムに入れるか

法規制の確認も初期に行います。機体重量・飛行場所・飛行方法によって航空法上の許可・承認が必要になる場合があり、該当するかどうかを切り分けたうえで計画を立てます。

費用と期間の目安

ドローンのSDK開発は300万円〜2,000万円程度、期間は4〜12か月が目安です。専用アプリだけなら小さく、独自センサーの開発や非GNSS飛行を含むと大きくなります。ものづくり補助金などを使えば実質負担は1/2〜1/3になります。詳しくは開発費用と期間の目安をご覧ください。

ドローンSDK開発のご相談

「現場でこういうデータが取りたい」という段階からご相談いただけます。機種とSDKの選定、法規制の確認、補助金を使った計画まで含めて対応します。

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