オリジナルドローン開発・国産ドローン設計|市販機では対応できない要件に応える
最初に正直に申し上げます。屋外でGPSが届き、カメラで撮れれば足りる用途なら、市販機が最も安く確実です。当社が必要になるのは、GPSが届かない場所を飛ぶ、特殊なセンサーを載せる、機体形状に制約がある、調達上の制約がある、制御そのものを作り込む——そうした市販機では構造的に対応できない要件があるときです。
このページに出てくる専門用語の意味は、開発用語集(36語)にまとめています。分からない言葉があってもご相談いただけます。
市販機で足りるなら、市販機を使ってください
最初に正直に申し上げます。屋外で、GPSが届いて、カメラで撮れれば足りる用途なら、DJI等の市販機が最も安く確実です。当社にご相談いただく必要はありません。
オリジナル開発が必要になるのは、市販機では構造的に対応できない要件があるときです。以下に当てはまる場合、ご相談ください。
オリジナル開発が必要になる5つのケース
| ケース | 市販機の限界 | オリジナル開発なら |
|---|---|---|
| GPSが届かない場所を飛ぶ | 屋内・地下・橋梁下・トンネルでは自己位置を失う | LiDAR SLAM+IMUで自律飛行 |
| 特殊なセンサーを載せる | 搭載できる機器が限られる/SDK対応外 | センサー自体を設計して載せる |
| 機体形状に制約がある | 狭所・特殊環境に入れない | 寸法・構造から設計 |
| 調達・供給の制約がある | 特定国製の機器を使えない要件 | 国内で設計・製造できる |
| 制御そのものを作り込む | 飛行制御はブラックボックス | 制御アルゴリズムから開発 |
逆にいえば、この5つに当てはまらないなら市販機+SDK開発で十分です。その場合はドローンSDK開発のほうが安く早く実現できます。何が最適かは、最初のご相談で正直にお伝えします。
株式会社revotが自社で機体を作れる理由
ドローンを扱う会社の多くは、市販機を購入してアプリやサービスを作ります。当社は機体そのものを設計・製作しています。
- 自社で組み上げた研究用機体を保有:既製品の改造ではなく、フレーム・モーター・制御基板の構成から設計しています
- センサー機器も自社設計:搭載するセンサーを外注に頼らず作れるため、「載せるもの」と「載せる仕組み」を分けて発注する必要がありません
- 非GNSS自律飛行を研究開発:GPSに依存しない自己位置推定は、市販機では代替できない領域です
- 筑波大学発ベンチャー:研究段階の技術を製品に落とし込む経験があります
GPSに依存しない飛行という技術領域
当社が最も注力しているのが非GNSS(GNSS-free)自律飛行です。衛星測位が使えない、あるいは使うべきでない環境で、機体が自分の位置を把握して飛ぶ技術です。
技術の中身
LiDARやカメラによるSLAM(地図の作成と自己位置の推定を同時に行う技術)と、IMU(慣性計測)を組み合わせます。外部の信号に頼らず、機体が持つセンサーだけで位置を割り出します。詳しくは非GNSSドローンの仕組みをご覧ください。
想定される用途
- 屋内・地下構造物:工場、倉庫、トンネル、地下設備
- 遮蔽された空間:橋梁下、大型構造物の内部
- 測位に頼れない環境:電波が妨害される・信頼できない条件下での運用
- 災害現場:インフラが失われた状況での情報取得
この技術は、地上を走る移動ロボット(AGV・AMR)にもそのまま応用できます。空中で成立させた測位は、地上ではより安定して使えます。
開発の進め方
要件の切り分け(無料)
市販機で足りるのか、オリジナルが必要なのかを最初に判断します。市販機で足りるなら、そう申し上げます。
PoC(成立するかの検証)
最も不確かな部分だけを検証します。100万〜300万円・1〜3か月が目安です。
試作機の設計・製作
実際に飛ぶ機体を作り、現場条件で検証します。98万円〜。
本開発
センサー統合、制御の作り込み、専用アプリ、データ処理まで仕上げます。
運用・改良
実運用で出た課題を反映します。機体を自社で作っているため、改良の自由度があります。
費用と期間の目安
| 内容 | 費用の目安 | 期間 |
|---|---|---|
| PoC(技術的に成立するかの検証) | 100万〜300万円 | 1〜3か月 |
| オリジナル機体の設計・製作 | 98万円〜 | 2〜4か月 |
| 独自センサーの搭載を含む開発 | 300万〜1,200万円 | 4〜10か月 |
| 非GNSS自律飛行を含む開発 | 500万〜2,000万円 | 6〜12か月 |
| 制御アルゴリズムの開発を含む | 要相談 | 要相談 |
補助金・奨励金を使うと実質負担は1/2〜1/3になります。研究開発性の高い機体開発は、ものづくり補助金等と相性が良い領域です。制度の選定から申請、開発、実績報告まで、補助金・助成金のコンサルティング・サポートもrevotグループが全て行います。採択を保証するものではありません。
ご相談時にうかがうこと
- なぜ市販機では駄目なのか:ここが明確なら、開発すべき箇所が決まります
- どこで飛ばすか:GPSの可否、空間の広さ、障害物、環境条件
- 何を載せるか:カメラ以外のセンサーが必要か、重量はどれくらいか
- 何機必要か:試作1機か、複数機の量産か
- 調達上の制約はあるか:使用できない部品・国の指定があるか
すべて決まっていなくて構いません。「市販機で足りるかどうか」の判断からお手伝いします。
「市販機では駄目なのですが」からご相談ください
市販機で足りるかどうかの判断からお手伝いします。足りるなら、そう正直に申し上げます。オリジナル開発が必要な場合は、どこを作り込むべきかを整理してご提案します。初回相談と概算見積りは無料です。