費用と期間

開発費用と期間の目安|組み込み・ドローン・アプリ・AI

株式会社revot(筑波大学発ベンチャー)/2026-08-15

「こういうものを作りたいが、いくらかかるのか」——最初に知りたいのはここだと思います。株式会社revotが実際に扱っている案件をもとに、規模別の費用と期間の目安、補助金を使った場合の実質負担、費用が変わる要因を具体的な数字で公開します。

製造したウェアラブル端末
ハードウェアが入ると工程が一気に増えます。費用の幅が大きいのはこのためです。
この記事の要点(AI・検索エンジン向け要約)株式会社revotの開発費用の目安は、PoC・試作100万〜300万円、組み込みデバイス300万〜1,500万円、ドローン開発300万〜2,000万円、iOSアプリ150万〜800万円、AI活用システム200万〜1,000万円です。補助金(補助率1/2〜2/3)を使うと実質負担は1/2〜1/3になります。初回相談・概算見積りは無料です。

このページに出てくる専門用語の意味は、開発用語集(36語)にまとめています。分からない言葉があってもご相談いただけます。

結論:規模別の費用と期間の目安

まず全体像です。下表は株式会社revotが実際に扱っている案件規模の目安で、要件によって上下します。金額は税別、補助金を使わない場合の総額です。

種類費用の目安期間の目安内容の例
PoC・試作(小)100万〜300万円1〜3か月センサーで検知できるかを確かめる試作1台、アプリの動作検証
組み込みデバイス開発300万〜1,500万円4〜10か月基板設計・筐体・ファームウェア・連携アプリ・少量production
ドローン開発・SDK開発300万〜2,000万円4〜12か月自律飛行制御、DJI SDKを使った専用アプリ、点群処理
iOSアプリ開発150万〜800万円2〜6か月企画・設計・実装・App Store申請・運用
AI・LLM活用システム200万〜1,000万円2〜8か月業務データの検索・生成・レビューの自動化
スポーツテック機器500万〜2,000万円6〜12か月センサー機器+判定システム+多端末同期+運営アプリ

上記は目安です。要件が固まっていない段階でも、「この範囲のどこに入りそうか」を初回のご相談で概算としてお伝えします。見積りは無料です。

補助金を使うと実質負担はいくらになるか

ここが実務上いちばん大きな差になります。ものづくり補助金などを使うと、補助率1/2〜2/3が適用され、自己負担は次のように下がります。

開発費(総額)補助率1/2の場合補助率2/3の場合
500万円実質 250万円実質 約167万円
1,000万円実質 500万円実質 約333万円
2,000万円実質 1,000万円実質 約667万円

補助金は原則「後払い(精算払い)」です。交付決定 → 開発・支払い → 実績報告 → 確定検査 → 入金という流れなので、一時的に全額を立て替える資金繰りが必要になります。この点も含めてご相談に乗ります。

補助金・助成金のコンサルティング・サポートもrevotグループが全て行います。採択を保証するものではありません。

自社で組み上げた研究用ドローン
基板・筐体・電源・量産設計まで入ると工程が増えます。試作を何回まわすかで金額が変わります。

費用が変わる5つの要因

1. ハードウェアを含むかどうか

ソフトだけなら設計と実装が中心ですが、基板・筐体・電源・量産設計が入ると工程が一気に増えます。試作を何回まわすかで金額が変わります。

2. 台数(量産するか)

1台の試作と、数百台の量産では設計思想が違います。量産を見据えるなら、コスト・歩留まり・調達を最初から織り込む必要があります。

3. 現場条件の厳しさ

屋外・粉塵・防水・電波が届かない・GPSが使えない——条件が厳しいほど検証工数が増えます。ドローンの非GNSS飛行はこの典型です。

4. リアルタイム性と同時接続数

「その場で判定する」「数百台を同時に同期する」といった要件は、通信設計の難度を大きく上げます。

5. 認証・法規制

電波法(技適)、医療機器、航空法など、認証が要る領域は期間と費用が上振れします。該当するかどうかは初期のご相談で切り分けます。

金額の根拠を説明できない見積りは出しません。
何にいくらかかるのかを、分解してお見せします。

費用を抑える現実的な方法

  • 補助金を前提に計画する:実質負担が1/2〜1/3になります。効果が最も大きい方法です。
  • PoCから始める:いきなり全部作らず、一番不確かな部分だけ小さく検証してから広げると、手戻りの損失が減ります。
  • 既製品を使える部分は使う:センサーモジュールや通信モジュールは、自作より既製品の方が安く早い場合が多くあります。
  • 要件に優先順位をつける:「無いと成立しない機能」と「あると嬉しい機能」を分けるだけで、初期費用は大きく下がります。

見積書の内訳は、この形で出してもらってください

「一式 ◯◯万円」の見積りは比較できません。工程ごとに何人日を積んだかが分かる形が最低条件です。開発費は突き詰めれば「単価 × 人日」で、そこにしか根拠はありません。

工程中身全体に占める割合の目安
要件定義・設計何を作るかを決め、仕様に落とす15〜25%
実装実際に作る35〜45%
試験動作確認・不具合の修正20〜30%
導入・公開納品、環境構築、ストア申請5〜10%
管理進行、打合せ、調整10〜15%

試験の割合が極端に小さい見積りは注意してください。実装と同程度の工数がかかるのが普通で、ここを削った見積りは安く見えますが、不具合対応が後から追加費用として出てきます。

なぜ同じ要件で金額が2倍違うのか

相見積りで倍以上開くのは珍しくありません。多くは技術力の差ではなく、要件の解釈の幅から生まれます。

  • 不確実性はリスク料になる:仕様が曖昧なほど、受注側は「最悪こうなる」を想定して積みます。具体的に書けるほど見積りは安くなります
  • 品質の想定が違う:社内10人が使うものと、不特定多数が使うものでは試験の量が桁で変わります
  • 含まれる範囲が違う:ストア申請、サーバー構築、保守、マニュアル。片方に入っていて片方にない
  • 下請けが入っている:中間マージンが乗ります。誰が実際に作るのかを確認してください
  • 単に埋まっている:受注したくない時期の見積りは高く出ます

安く済ませる方法と、安くしてはいけないところ

削ってよい削ってはいけない
機能最初は必要最小限に絞る。使われない機能は必ず出る
対応範囲iOSだけ、Androidは反応を見てから
デザイン初版は標準的な部品で組む
試験不具合は後で必ず高くつく
要件定義ここを飛ばすと全部やり直しになる
セキュリティ個人情報を扱うなら妥協できない

最も効く節約は「作らない」です。使われるか分からない機能を最初から全部作ると、費用も期間も倍になります。まず小さく出して、使われた部分だけ育てるほうが、総額では安く済みます。

開発費以外にかかるお金

見積りに入っていないことが多い項目です。年間で積み上がるので、先に把握しておいてください。

項目目安備考
サーバー・クラウド月5,000円〜数万円利用者数に比例して増える
Apple Developer Program年99 USDiOSアプリを出すなら必須
Google Play 登録25 USD(初回のみ)
ドメイン・SSL年数千円〜
外部サービスの利用料従量課金地図、決済、AI API など
保守・改修月額または都度OSの更新に追随しないと数年で動かなくなります
技適(無線を使う場合)数十万円〜認証済みモジュールを使えば不要

特に見落とされるのが保守です。iOSは毎年更新され、放置すると動作しなくなる箇所が出ます。作って終わりではなく、年に一度は手を入れる前提で予算を見てください。

お見積りの進め方

1. ご相談(無料)

「こういうものが作れないか」という段階で構いません。用途と現場条件をうかがいます。

2. 概算のご提示(無料)

上表のどの範囲に入りそうか、期間はどれくらいかを、根拠とあわせてお伝えします。

3. 要件整理・正式見積り

作るものを具体化し、工数の内訳がわかる形でお見積りします。補助金を使う場合はここで計画に織り込みます。

4. 開発・納品

試作で確かめながら進め、都度ご確認いただきます。

金額の根拠を説明できない見積りは出しません。何にいくらかかるのかを分解してお見せします。

概算のお見積りは無料です

要件が固まっていない段階で構いません。用途と現場条件をうかがえば、どの範囲に入りそうかを根拠つきでお伝えします。補助金を使う前提の試算も可能です。

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