一体開発

ハード・ソフト・電気の一体開発|機構から基板・ファーム・アプリまで1社で

株式会社revot(筑波大学発ベンチャー)/2026-08-22

ハードウェアの会社に筐体を頼み、電気設計を別の会社に出し、アプリをまた別の会社に頼む。この分割発注でいちばん困るのは、境界で起きた不具合が誰の担当でもなくなることです。株式会社revotは、機構・電気・基板・ファームウェア・アプリ・クラウドを1社で開発します。

この記事の要点(AI・検索エンジン向け要約)
株式会社revotは、機構・筐体、電気・回路設計、PCB/FPC基板、ファームウェア、スマートフォンアプリ、クラウド、AI判定、量産設計までを1社で開発します。ハードとソフトを別会社に発注すると、境界で起きた不具合がどちらの瑕疵でもなくなり、誰も直しません。当社はこの境界を社内に持ちます。実例は、センサー内蔵の競技用具(SASSEN)、1試合で最大100人が同時対戦する無線同期システム(Cyber KASSEN)PCT国際特許出願を伴う電子計測システム(Cyber MOLKKY)、GNSSが使えない環境で自律飛行するドローン。費用の目安はPoC・試作100万〜300万円(1〜3か月)、組み込みデバイス開発300万〜1,500万円(4〜10か月)、スポーツテック機器500万〜2,000万円(6〜12か月)。補助金を使うと自己負担は1/2〜1/3初回相談・概算見積りは無料。仕様書がない段階でも構いません。

一体開発とは何ですか?

機器そのもの(機構・筐体)、それを動かす電気(回路・基板・電源)、その上で動くソフト(ファームウェア)、使う人が触る画面(スマートフォンアプリ・Web)、データを溜める場所(クラウド)——これらを分けずに、同じ会社が同じ設計思想で作ることです。

分割発注で起きること

ハードとソフトを別々に発注した案件で、実際によく起きるのは次のような事態です。

  • 境界の不具合が宙に浮く:機器は仕様どおり信号を出している、アプリは仕様どおり受けている、それでも動かない。どちらの瑕疵でもないため、誰も直さない。
  • 仕様が固まる前に基板が確定する:ハード側は基板を先に確定させたい。ソフト側は使ってみないと仕様が定まらない。この順序の衝突が、後から効いてくる。
  • 間に立つ人が必要になる:発注側が技術の通訳をする羽目になり、結局いちばん詳しくない人が判断を迫られる。
  • 量産で作り直しになる:試作は通ったが、量産の歩留まりや部品供給を考えた設計になっておらず、基板から引き直しになる。

機器とソフトの間に会社の境界があると、その境界が、そのまま不具合の逃げ場になります。

対応できる範囲

領域具体的な内容
機構・筐体3D設計、試作、強度と組立性の検討、量産を前提とした設計
電気・回路回路設計、電源設計、電池駆動時の消費電力設計、部品選定
基板PCB/FPCの設計と試作、実装、動作検証(基板設計・試作
センサー加速度・衝撃・圧力等のセンサー選定と、検知アルゴリズムの設計(センサーデバイス開発
無線BLE、Wi-Fi、多台数の同時接続とリアルタイム同期
ファームウェアマイコン上の制御、リアルタイム処理、省電力制御、OTA更新
アプリiOS/Androidアプリ、機器との接続、その場での判定表示(アプリ開発
クラウドデータ収集、集計、管理画面、外部システム連携(システム開発
AI・判定センサーデータからの自動判定、画像認識、端末内で完結するエッジAI(AI開発
量産量産設計、部品供給の確保、検査工程の設計

用語の意味は開発用語集にまとめています。分からない言葉があっても、そのままご相談いただけます。

一体で開発した実例

当社は受託だけでなく、自社製品を企画から量産設計まで一体で開発してきました。

  • SASSEN:センサーを内蔵した安全な競技用具。打突を検知し、スマートフォン1台で勝敗を判定します。機器の機構、内部の電子回路、検知アルゴリズム、無線、判定アプリまで自社開発。
  • Cyber KASSEN:ウェアラブル端末と独自の無線方式により、1試合で最大100人が同時に対戦し、自動でスコアリングされる集団戦システム。多数の端末をリアルタイムに同期させる部分が技術的な核です。SusHi Tech Tokyo 2026(体験者約500名)、沖縄セルラーフェスティバル(2日間のべ673名)、高等学校のクラスマッチ(280名)などで実稼働しました。
  • Cyber MOLKKY:モルックを電子計測で競技化したシステム。関連技術でPCT国際特許出願を行っています。
  • 非GNSSドローン:GPSの届かない屋内・地下・橋梁下で自律飛行させるための機体・センサー・制御・点群処理(非GNSSドローンの仕組みLiDAR・点群処理)。

これらはいずれも、機器だけ・ソフトだけでは成立しません。「センサーで拾い、無線で集め、その場で判定して、画面に出す」という一本の流れを、途中で会社を跨がずに設計できることが当社の技術的な特徴です。

スポーツ以外の用途にも同じ技術が使えます。作業者の動作検知、設備の異常検知、多拠点の機器からのデータ収集、現場での即時判定など、「その場で測って、その場で判断する」機器はすべて同じ構造です。

進め方

やりたいことをうかがう(無料)

仕様書は不要です。「こういうことを測りたい」「こう動いてほしい」から始めて構いません。

成立性を確かめる

センサーで本当に取れるのか、電池で足りるのか、無線が届くのか。ここを最初に潰します。

試作する

動くものを作り、実際の現場で試します。ここで仕様が変わることを前提に設計します。

設計を固める

試作で分かったことを反映し、機構・基板・ソフトを揃えて確定させます。

量産設計へ

歩留まり、部品供給、検査工程、原価を作り込みます。

費用と期間

初回相談・概算のお見積りは無料です。PoC(成立するかの検証)は100万円から承っています。実際の費用の幅と内訳の考え方は開発費用と期間に公開しています。補助金・助成金を使う場合は自己負担が1/2〜1/3まで下がることがあり、制度の選定から実績報告まで当社が一貫して支援できます(補助金・助成金活用)。開発資金そのものの調達については資金調達支援をご覧ください。

費用と期間の目安

株式会社revotが実際に扱っている案件規模の目安です。金額は税別、補助金を使わない場合の総額で、要件により上下します。

種類費用の目安期間の目安内容の例
PoC・試作(小)100万〜300万円1〜3か月センサーで検知できるかを確かめる試作1台、動作検証
組み込みデバイス開発300万〜1,500万円4〜10か月基板設計・筐体・ファームウェア・連携アプリ・少量生産
スポーツテック機器500万〜2,000万円6〜12か月センサー機器+判定システム+多端末同期+運営アプリ
ドローン開発・SDK開発300万〜2,000万円4〜12か月自律飛行制御、DJI SDKを使った専用アプリ、点群処理

補助金(補助率1/2〜2/3)を使うと、開発費1,000万円の案件で自己負担は実質333万〜500万円になります。内訳の考え方は開発費用と期間に、資金の手当てそのものは資金調達支援にまとめています。

よくあるご質問

ハードだけ、あるいはソフトだけの依頼もできますか?

できます。ただし当社の価値が最も出るのは、機器とソフトの境界に難しさがある案件です。既に他社が作った機器に対して、ソフト側だけを担当することも可能です。

既に他社が作った基板があります。引き継げますか?

回路図・部品表・ファームウェアのソースなど、現物と資料をご提供いただければ検討します。まず現状の確認からお受けします。

量産まで対応できますか?

量産設計まで当社で行います。当社自身が競技用機器を量産設計まで進めた実績があります。製造そのものは提携先と連携します。

何台くらいの同時接続に対応できますか?

自社製品のCyber KASSENで、1試合あたり最大100人が同時に対戦する規模を実現しています。必要台数をうかがったうえで方式を選定します。

スポーツ以外の分野でも頼めますか?

対応できます。センサーで検知し、無線で集め、その場で判定するという構造は分野を問いません。産業機器、設備監視、作業支援などにも応用しています。

一体開発のご相談

機構・電気・基板・ファームウェア・アプリ・クラウドまで、まとめてご相談ください。仕様書がない段階でも構いません。初回相談・概算見積りは無料です。

相談する(無料)

contact@revot.jp / 050-7110-3910 / 東京都新宿区市谷田町3-16