プロトタイプ・試作開発

プロトタイプ製作・試作開発|何を確かめるかで作り方が変わる

株式会社revot(筑波大学発ベンチャー)/2026-09-04

「試作を作りたい」というご相談で最初に伺うのは「何を確かめたいか」です。技術的に可能かを見るのか、使ってもらえるかを見るのか、量産できるかを見るのか。目的が違えば作るべきものも費用も全く変わり、絞れば多くの場合1/3で済みます。株式会社revotは機構・回路・基板・ファーム・アプリ・AIを一社で試作できます。

プロトタイプ製作では「何を確かめたいか」で作るべきものが変わります。技術的可能性の確認なら見た目を問わない原理確認装置(50万〜200万円)、使ってもらえるかの確認なら形と操作感を再現したもの(100万〜300万円)、精度・性能の確認ならセンサーと処理が本番相当のもの(150万〜500万円)、量産可能性の確認なら部品・工程・単価を本番想定で作るもの(300万〜1,000万円)です。全部を一度に満たそうとすると費用も期間も跳ね上がります。株式会社revot(筑波大学発ベンチャー)は機構・筐体、回路・基板、センサー選定、ファームウェア、アプリ、AI判定までを一社で試作でき、センサー内蔵の競技用具を約100本の試作を重ねて製品化した実績があります。

プロトタイプは「何を確かめるか」で作り方が変わる

「試作を作りたい」というご相談で最初に伺うのは「何を確かめたいか」です。目的が違えば、作るべきものも費用も全く変わります。

確かめたいこと作るべきもの費用の目安
技術的に可能か見た目は問わない。原理だけ確認する装置50万〜200万円
使ってもらえるか形と操作感を再現。中身は簡易でよい100万〜300万円
精度・性能が出るかセンサーと処理は本番相当。筐体は仮150万〜500万円
量産できるか部品・工程・単価を本番想定で作る300万〜1,000万円
展示会に出したい見た目と動作を優先。耐久性は割り切る100万〜400万円

全部を一度に満たそうとすると、費用も期間も跳ね上がります。「まず何を確かめるか」を1つに絞ると、多くの場合その1/3で済みます。

当社が作れるプロトタイプの範囲

できること
機構・筐体3D設計、3Dプリント、切削、防水・防塵の検討
回路・基板回路設計、基板設計(PCB/FPC)、部品選定、実装
センサー加速度・ジャイロ・圧力・測距・カメラ・LiDARの選定と実装
ファームウェアマイコン制御、省電力設計、無線(BLE・独自2.4GHz・Wi-Fi)
アプリ・システムiPhone/Androidアプリ、PC側ソフト、サーバ連携
AI・判定画像認識、異常検知、判定アルゴリズム

これらを分けて発注する必要がありません。試作段階では「回路とファームとアプリの境界」で問題が起きやすく、別会社に分かれていると原因の切り分けだけで時間が溶けます。

実際に作ったもの

  • センサー内蔵の競技用具――圧力センサーと加速度センサーを内蔵し、0.025秒の精度で打突を判定する用具。完成までにおよそ100本の試作を重ねました
  • 100人が同時に対戦できるウェアラブル端末――多数同時接続の要件から、BLEではなく独自の無線設計を採用
  • GPSが届かない場所を飛ぶドローン――屋内・地下で自律飛行する機体。センサー構成の試行錯誤を実機で重ねました
  • 電子計測のモルック――倒れたピンを検出して得点計算を自動化。PCT国際特許出願済

いずれも研究で終わらず、実際に世に出て使われています。学校の授業、企業研修、自治体のイベント、App Storeでの配信という形で、外部の検証を受けています。

試作でよくある失敗

失敗なぜ起きるか避け方
試作は動いたが量産できない入手困難な部品や手作業前提の構造を使っている量産を見据えるなら最初から部品を選ぶ
見た目だけ作って中身が入らない基板とバッテリーの寸法を後回しにした中身の体積を先に決めてから外形を設計
1台は動くが複数台で破綻無線の同時接続数を検証していない想定台数で早期に試す
電池がもたない省電力設計を後から入れようとしたスリープ設計は最初から組み込む
法規で売れない技適や電波法の確認が最後になった無線を使うなら設計前に確認する

費用と期間の目安

範囲費用の目安期間
原理確認(動けばよい)50万〜200万円3週間〜2か月
実用形の試作1台150万〜500万円2〜5か月
小ロット試作(〜10台)300万〜800万円3〜6か月
量産設計・技適取得まで500万〜1,500万円6〜12か月

試作は補助金の対象になりやすい領域です(ものづくり補助金など)。制度の選定から申請、開発、実績報告まで、補助金・助成金のコンサルティング・サポートもrevotグループが全て行います。採択を保証するものではありません。

ご相談時にうかがうこと

  • 何を確かめたいか――ここで作るものが決まります。最重要です
  • 最終的に何台作るか――1台か、100台か、1万台かで部品選定が変わります
  • 使う環境――屋外か、水がかかるか、振動があるか
  • 無線を使うか――使うなら技適の確認が要ります
  • いつまでに必要か――展示会や補助金の期限があれば逆算します

「こんなものが作れないか」だけで構いません。実現できるか、いくらかかるかを先にお伝えします。

試作の予算を守るために、範囲を1つに絞る

試作が予算を超える原因はほぼ一つで、「ついでに」が積み上がることです。

原理を確かめる試作に、見た目の作り込み、アプリの操作性、量産を見据えた部品選定を全部乗せると、費用は3倍になります。それぞれ別の目的であり、同時に満たす必要はありません。

確かめたいこと作るものやらなくてよいこと
技術的に可能か机の上で動けばよい。配線むき出しで構わない筐体、デザイン、量産部品、アプリのUI
使ってもらえるか見た目と操作感。中身は既製品の流用でよい回路の最適化、量産設計
量産できるか量産部品と量産工程で1台作る機能追加、見た目の改善

1つに絞れば、多くの場合その1/3で済みます。絞った結果「駄目だ」と分かることにも価値があります。全部盛りで作ってから駄目だと分かるより、はるかに損失が小さくなります。

試作が量産に繋がらない、典型的な理由

  • 入手困難な部品を使っている:試作では1個買えれば足りますが、量産では継続的に数千個が要ります
  • 手作業を前提にした構造:職人が調整して動いているものは、量産できません
  • 3Dプリントでしか作れない形:射出成形では抜けない形状になっている
  • 認証を通せない設計:技適・PSEを後から取ろうとすると、設計変更が必要になることがあります
  • 試験の方法がない:1台なら手で確認できますが、量産では「良品かどうかを短時間で判定する仕組み」が要ります

量産を見据えるなら、試作の段階から量産で使える部品と工程で設計します。当社は量産まで対応するため、この分岐を最初にご相談します。

当社が実際に作ったもの

  • センサー内蔵の競技用具:約100本の試作を重ねて製品化。全長675mm・449g・圧力センサー4枚。テレビ放送で使われています
  • ウェアラブル端末:試作ではなく、本番で数百人が同時装着する台数を製造。学校の授業、自治体イベントで実運用
  • 屋外の計測システム:日照・風・地面が毎回変わる条件で同じ判定を返す。PCT国際特許出願を自社で実施
  • GPSが届かない環境で自律飛行する機体:位置推定と制御そのものを実装

いずれも研究や展示で終わらず、外部の利用者に使われる段階まで到達しています。「作れます」ではなく「作って、世に出して、使われた」実績です。

「こんなものが作れないか」だけで構いません。実現できるか、いくらかかるかを先にお伝えします。

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