リボ払いの計算 01

リボ払いは完済まで
何年かかる?

残高¥950,000・毎月¥33,000。この条件をRevoKillerと同じ方式で計算すると、完済は79ヶ月先。初月の¥33,000のうち¥12,125は利息に消える。

残高合計
¥950,000
月々支払額
¥33,000
月々利息
¥12,125
完済まで
79ヶ月
公開 2026年9月2日計算方式は RevoKiller と同一

残高が95万円、毎月の支払いが3万3,000円。ここからリボ払いを終えるまで、何ヶ月かかるのか。RevoKillerのダッシュボードに出ている3件の借入を、そのまま計算し直します。計算は本記事共通のモデル(月利=年率÷12・元利定額・月末払い)によるもので、実際の契約では日割り計算や手数料方式、残高スライド方式が使われることがあり、結果は契約条件によって異なります。

79ヶ月という答えの中身

画面の「あと79ヶ月」は、3件のうち一番長くかかる借入の月数です。3件の条件と計算結果は次の通り。年率15%のカードリボが6年7ヶ月、残りの2件は2年前後で終わります。

借入残高年率月々完済まで利息の合計
カードA リボ払い¥500,00015.0%¥10,00079ヶ月(6年7ヶ月)¥289,560
銀行カードローンB¥300,00014.5%¥15,00024ヶ月(2年)¥45,479
消費者金融C¥150,00018.0%¥8,00023ヶ月(1年11ヶ月)¥27,455
合計¥950,000¥33,000最長 79ヶ月¥362,494

合計残高¥950,000に対して、初月の利息は¥12,125。3万3,000円を払っても、元金として減るのは¥20,875だけです。内訳は、カードAが利息¥6,250・元金¥3,750、銀行カードローンBが利息¥3,625・元金¥11,375、消費者金融Cが利息¥2,250・元金¥5,750。同じ「月々」でも、Aだけ元金の減りが極端に小さい。

利息はこう決まる

本記事では3件とも同じモデルで計算します。月初の残高に「年率÷12」を掛けたものが、その月の利息。年率15%なら月利1.25%で、残高¥500,000の利息は¥6,250。月¥10,000の支払いからこれを引いた¥3,750が、元金の返済に回ります。翌月は残高¥496,250から同じ計算を繰り返す。

カードA月初残高利息元金月末残高
1ヶ月目¥500,000¥6,250¥3,750¥496,250
2ヶ月目¥496,250¥6,203¥3,797¥492,453
3ヶ月目¥492,453¥6,156¥3,844¥488,609

1ヶ月で減る元金は¥3,750から¥3,844へ、じわじわとしか増えません。1年目を合計すると利息が¥71,774、元金が¥48,226。12ヶ月払って残高は¥451,774です。利息が支払額の半分を下回るのは、25ヶ月目に入ってから。残高が半分の¥250,000を切るのは49ヶ月目で、前半の¥250,000に49ヶ月、後半の¥250,000に30ヶ月という配分になります。

月数を出す式

n = −ln(1 − B × r ÷ P) ÷ ln(1 + r)

B が残高、r が月利、P が毎月の支払額です。¥500,000・月利0.0125・¥10,000を入れると n = 78.96。端数を切り上げて79ヶ月。最後の79ヶ月目は、残高¥9,442に利息¥118を足した¥9,560を払って終わります。

P が B×r 未満だと支払いが利息に届かず残高が増え、等しければ利息だけを払って元金が減りません。どちらも式は解を持たず、有限の月数では終わりません。¥500,000・15%なら、月¥6,250がその境界になります。

¥33,000を払い続ければ36ヶ月、回さなければ79ヶ月

同じ¥950,000を年率15%の1本の借入と見て、月¥33,000を払うとすれば、完済は36ヶ月、利息の合計は¥234,935です。これは実際の借換え条件ではなく、95万円全体を仮に年率15%・元利定額・月¥33,000の1契約として計算した比較用のモデルです。ところが3件を別々に払うと最長79ヶ月、利息の合計は¥362,494。当初の月額は同じ¥33,000でも、別々に払うとBとCの完済後は月¥10,000に下がるため、43ヶ月と¥127,559の差が出ます。

差の理由は配分です。残高が一番大きく年率も高めのカードAに、月¥10,000しか向かっていない。¥6,250の利息を引いた残り¥3,750で¥500,000を削るので、ここだけ時間がかかります。一方でBとCは2年で終わり、そのあとの月¥23,000は宙に浮く。この¥23,000を、完済した翌月からAの支払いに加えると、同じモデルの試算では3件の完済は37ヶ月、利息の合計は¥242,999になります。浮いた分をどこへ回すかが、返す順番の話増額の話につながります。

月利1.25%という数字は、年率15%を12で割っただけのものです。日割り(年率×日数÷365)で利息を計算する会社では、返済日までの日数やうるう年、端数処理で月ごとの利息が変わります。カードAの初月なら、年率÷12で¥6,250のところが28日の月は¥5,753、31日の月は¥6,370。差は月に数百円で、完済月や利息の合計がずれることもあり、本記事の結果は概算です。

計算の前提
月利=年率÷12。利息=月初残高×月利。本記事の試算では支払額を毎月一定(元利定額)とし、最終月は残高と利息の合計を払って終了。表示は最後に1円単位へ四捨五入。追加の借入・手数料・遅延はなし。RevoKillerの定額方式と同じ計算です。カードのショッピングリボでは契約上「利息」ではなく「手数料」と呼ばれますが、本記事では便宜上まとめて「利息」と表記します。実際のカードローンや消費者金融では日割り計算、カードのリボ払いでは手数料方式や残高スライド方式が採用されることがあるため、契約条件によって結果は異なります。

自分の残高を同じ仮定で概算する

残高・年率・月々の支払額を入れると、本記事と同じ元利定額モデルでの完済までの月数と利息の合計が出ます。複数の借入もまとめて。計算は端末内で完結。

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